柴犬を飼い始めました。
2020/07/30
昨年12月から子どものたっての希望により、柴犬を飼い始めました(現在8か月)。毎日のお散歩が大変ですが、可愛くて(ちょっと狂暴ですが・・)心が和みます。
最近は昔と違って、ワクチン接種やダニ予防、フィラリア予防、お腹の駆虫など、犬も薬のお世話になることが多いです。フィラリア予防の薬はイベルメクチン(ヒトでは商品名ストロメクトール:疥癬の薬)やイベルメクチンで一部の犬種に対して毒性があるためイベルメクチン類似薬が使われています。お腹の駆虫はピランテルパモ酸塩(ヒトではコンバントリン:蟯虫の薬)が使われています。ダニ予防の薬は、ドラッグデリバリーシステムで皮膚に滴下すると皮脂腺に薬が蓄えられ、皮脂と共に放出され1ヶ月間効果が持続するようなものもあります。犬の薬も薬剤師として興味深いです。
話は変わりますが、以前「入院を勧められたけど、ペットがいて世話をする人がいないから入院できない。」とおっしゃっていた患者様や「患者様が入院中にペットの世話ができなくなるから、入院中ペットを預かった」「患者様の施設入所先と一緒にペットの行き先も探した」とおっしゃっていたソーシャルワーカーの方の話をふと思い出しました。ペットといえど、飼ってしまえば家族の一員、大切な存在になりますね。犬を飼うようになって、少しわかってきたような気がします。
薬剤師 K・S