本日「薬学根絶デー」です。
2018/08/24
今から19年前の8月24日、厚生労働省は、サリドマイド・スモン・薬害エイズなど悲惨な薬害の発生を反省し、薬害根絶のための努力を国民に誓うため、厚労省の敷地内に「誓いの碑」を建立しました。
それ以後、毎年8月24日を「薬害根絶デー」とし、全国各地で薬害根絶のための取り組みが行われています。今年も昨日、東京で厚労省や文科省への要請行動・宣伝行動が行われます。
「薬害」とは重大な副作用が起こることを知りながら、製薬企業の利益追求のために販売を続けた結果や、危険性を察知した厚労省が早期に販売の中止を指示しなかったことによって、大量に副作用被害者が発生することをいいます。
残念ながら、最近も子宮頸がんワクチン被害などあらたな薬害が発生しています。日本ほどたくさんの薬害が発生している国はありません。
民医連の薬剤師は、薬害の根絶と被害者救済を大切な薬剤師の使命と考え、薬害根絶デーにも積極的に参加しています。